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エモンズ (USS Emmons, DD-457/DMS-22) は、アメリカ海軍の駆逐艦。グリーブス級駆逐艦の1隻。艦名はジョージ・F・エモンズ海軍少将(1811年 - 1884年)に因む。 == 艦歴 == エモンズはニュージャージー州カーニーのフェデラル・シップビルディング・アンド・ドライドック社で1940年11月14日に起工する。1941年8月23日にF・E・リーコック(エモンズ少将の孫娘)によって命名、進水し、1941年12月5日に艦長C・T・ラガン中佐の指揮下就役した。1944年11月15日、DMS-22(掃海駆逐艦)に艦種変更される。 就役後1942年1月31日にノーフォークを出航、ペルーのカヤオに整調巡航に向かい、同地でペルー政府高官を乗せチリのバルパライソに向かった。その後エクアドルのいくつかの港を訪問し、ボストンに帰還する。エモンズはニューイングランド海域をパトロールし、4月には空母レンジャー (''USS Ranger, CV-4'') の護衛として大西洋を横断、レンジャーはゴールド・コーストでアクラなどのアフリカの航空基地向け陸軍機を搭載した。 1944年11月9日、エモンズは高速掃海艦へ転換のためボストンでドック入りする。大西洋での訓練及びハワイ諸島での演習の後、沖縄戦参加のためウルシー泊地に到着した。所属部隊は1945年3月19日に出航し、4月1日の上陸に向けて危険で重要な海域での任務に就く。エモンズはレーダーピケット任務に従事し、ロッドマン (''USS Rodman, DMS-21'') と共に航行中、大規模に展開された特攻機の攻撃に際して標的とされた。最初の1機がロッドマンを攻撃し、エモンズは損傷したロッドマンを護衛するため対空砲撃を行った。2隻の掃海艦は特攻機の攻撃に圧倒された。その多くは撃墜されたものの、エモンズは5機によってほぼ同時に攻撃を受けた。1機が三番砲塔の喫水線付近に突入し、弾薬庫に引火、大爆発を起こし、左舷船尾と戦闘情報センターが炎上した。乗組員は必死に格闘したが、エモンズは復元能力を失い、翌4月7日、敵の手に渡ることを避けるため海没処分とされた。この戦闘でエモンズの乗員60名が戦死し、77名が負傷した。 エモンズは第二次世界大戦の戦功で海軍殊勲部隊章に加えて4個の従軍星章を受章した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エモンズ (駆逐艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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